雪に願うこと

「雪に願うこと」を観てきました。
競馬も好きだし、小泉今日子さんも好き。
となれば、そりゃ~観るでしょう。
でも、それを抜きにしても、なぜかこの映画は観なきゃってどこかで感じてた。
で、その感想は・・・。
観てよかった、本当に!
めぐり会えてよかった、この映画に。 ウルウル・・・
お話は北海道のばんえい競馬場から始まります。
東京での会社経営に失敗し、故郷・帯広のばんえい競馬場に舞い戻った学(伊勢谷友介)。
そこで、ウンリュウという馬に全財産を賭けるが、結果は負け。
無一文になった学は、ばんえい競馬の厩舎を細々と運営する兄・威夫(佐藤浩市)のもとで暮らしはじめる・・・・。

あ、これは僕にとって大切な映画になる
って、なぜかわかった。
東京で夢破れ、家庭も会社も失った青年。
母親と兄に会いたくなり、いつのまにか競馬場にいた彼。
主人公の境遇とかは僕とまったく違う。
でも、でも、主人公は僕なんだ。
彼の悩み、兄との出会い、そして母親との出会い・・・。
ものすっごく共感できた。

そして、新人女騎手・牧恵(吹石一恵)の苦しさも。
映画に出てくる一人ひとりのドラマがうまく出されていて、それがばんえい競馬につながっているんだ。
そして、北海道の大地がそれを包む・・・。
主人公の学が、「勝負って勝ち負けじゃないだろ」って言うシーンがある。
競馬という勝負の世界に身を置いた彼にとって、「勝負」って何だと思えたんだろうな。
すごく知りたいな。それこそ、僕が探してる答えのような気がする。

ウンリュウ、がんばれ!!って、マジに応援しちゃったよ。
競馬好きの友だちと一緒にこの映画、また見に行きたいや。
彼と競馬の話、いろいろしたこと思い出すよ。
大学生のとき、二人で いつか厩務員になろっか? って話したっけ。
二人とも就活してる時だったけど、でも、きっとお互い半分本気だったって今思う。
この映画がよく表してるけど、競馬って馬と騎手だけのスポーツじゃない。
馬主や厩務員など、馬に関わる全ての人の思いが絡むスポーツ。
本当に人間ドラマなんだよね~。
このドラマを一度見ちゃうと、もう競馬から離れることはできない・・・。

でも、本当に素敵な映画です。
ばんえい競馬にも行ってみたくなりました。
この映画にめぐり合えて幸せだな~。
学役の伊勢谷友介さんのファンになっちゃった。
よっし! 学のように、僕も頑張ろう。
これからも悩んだり挫折したりするだろうけど、そんなときは、ちょっと今まで来た道を振り返って、新しい人に出会って、また頑張ろって思えたよ。
おっしゃ、やるで~!!
・・・って、もしかして、僕、単純!??
※この記事の続き、映画とは直接関係ないですが思ったことは明日書きます。
この記事へのコメント
いや~この映画気になっていたんです
なぐおん評論家が言うなら間違いなしに
いい作品ですね!是非見たいと思います!
俺は騎手に真剣!!になりたかったです
兄貴はその夢に近い馬関係の仕事しています!
ががが、全く情報をくれません(涙)
いつもチョコチョコ、ブログ隠れ見(?)してました。
あ、あまり期待して見ないで下さいねww
期待しすぎで見る映画に感動はなしってのが、僕の経験ですのでw
このすすさんは騎手を目指されたんですね!
お兄さんは馬関係の仕事!?
TVや新聞で名前拝見したことあるかな~。
馬関係のお仕事をされる方が身内にいる人とブログでコメントやりとりというのも、なんか変な気持ちですが、ちょっぴり嬉しい気分です。
ダービー、僕は行かれないんで(号泣)、このすすさんが羨ましいです。
目の前で素敵なレースを見てきて下さい。
僕も馬券買って、あとでじっくりレース観戦です。
明日は晴れるかな? 雨上がりの「お月様」が僕のメインです☆
TBありがとうございました。
t@shiさんは北海道生まれなのですね。僕なんかにとってはとても羨ましく思います。
映画は本当にすてきな映画でした。こういう映画こそ全国公開してもらいたいですね。