鯉のぼりの母子

母の実家の隣家の鯉のぼり。
山が近いので、山を背景に仲良く泳いでいました

でも、数日前に見た鯉のぼりは2匹のみ。
今回はそのことを書こうと思います。
運転していて、信号で止まっていたときのこと。
目の前の古びたマンションの2階、角の部屋のベランダに、鯉のぼりが2匹泳いでいた。
大きな緋鯉と、小さな真鯉。
・・・たぶん、お母さんと息子さんだよね。
それ見て、いろんなことを考えた。
きっと母子家庭なんだろうな。
鯉のぼりでそのことは他人にも伝わるだろうけど、それでも敢えて飾ってるんだろう

少々色あせた鯉のぼり。
息子さんも小学生くらいかな。
いつから2匹になったんだろう。
毎年鯉のぼりの時期を楽しみにしてるんだろうな・・・
信号が青になり、僕の思考は破られて車を発進させる。
でも、こうやってその後も思い出す、あの2匹。
いつかは大きな真鯉が増えるのかな。
親子がそれを望んでいるなら僕もそれを願うし、そうじゃないなら、これからも2匹で元気に泳いでほしいって思う。
この記事へのコメント
うちは鯉のぼりは揚げませんでしたね。(子供がいないから当然か^^;)
この間鯉のぼりに興味を持ったのでちょっと調べてみたのですが、
もともと鯉のぼりは「鯉」の「幟」、つまり鯉の絵の描いてある旗のようなものだったそうです。その鯉というのも、滝を登れば龍になるという良い言い伝えから、なんだそうですよ。それがいつのまにやら本物の形になったんだとか。
また、童謡「こいのぼり」も、作詞者が並ぶ「鯉のぼり」を(なかば勝手に)家族に見立てて詞を付けたのだそうです。
何とも興味深い話だと思いました^^
鯉のぼりにはそういう意味があったんですね。
博学な知識、ありがとうございました。